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卒業生からの報告ー海外設計事務所体験

2021年10月08日 卒業生からの報告ー海外設計事務所体験

蒲田校建築学科を20203月に卒業した梶隆晃君を紹介します。在学中に1年休学しカナダへワークホリデーを行い、また卒業後に卒業設計がJIA東京都学生卒業設計コンクール2020銅賞に選出されるなど学校で大いに勉学に励んでいました。卒業後は担任の紹介からアメリカの設計事務所でインターンシップを目指すことになりました。現在カリフォルニア州サンディエゴ市内にある設計事務所Roseling Nakamura Terada Architectsにインターン生として働いています。この事務所は日本人2名とアメリカ人1名で1980年に設立され現在事務所員は50名を超えています。住宅も設計しますが、主に学校建築を得意として小学校、中学校から州立大学の建物も設計しています。共同主宰者の一人が寺田千加子さんという方で私の長年の友人です。

以下梶君から今年の夏に送ってもらった報告からメッセージをいくつか紹介いたします。

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「現在、カリフォルニア州立の幼稚園+小学校のプロジェクトチームに参加しています。

現場が進む中で外壁の色のパターンやサインの検討をし、決まった4種類ほどのカラーから違ったテクスチャーや、範囲を決める工程が今までの経験をフルに活用するとともに全く新しい違った意見も積極的に試し最善のプランを貪欲に探しだす作業にとても楽しみを感じています。

僕たち建築デザインチームが書いた図面と3Dモデルが、構造設計、設備設計、ランドスケープデザイン、土木工事、現場の施工チーム、電気メカニック、施主のオーナーに共有され、それぞれの分野のエキスパートたちがその図面を違った見方と方法でより良く発展させていき、他分野のアイデアが相互に関わり合い、最終的に一つの統合された建物になっていく過程がとても刺激的です。」

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「僕個人の印象として、日本では一般的にどこか仕事という存在は大変なもので、一人前の社会人になり、一生懸命頑張って苦しい思いをしているのが偉いという雰囲気があり、困難な問題やプロジェクトに挑むときは休みを返上し、残業するのが当たり前の責任となっています。アメリカ、少なくとも今僕が働いている事務所では、集中して仕事に取り組む時間とリラックスして休む時間をスケジュール管理していて、忙しい時こそプロジェクトチームのメンバーが役割を補いあい、しっかりとリフレッシュして仕事に生産的に取り組んでいます。

毎週金曜日は午前中に仕事を切り上げて事務所のみんなでビールやスナックをつまみながら他のチームのプロジェクトの話をしたり、ゲストスピーカーとして来てくれた他の事務所の建築家の人やデザイナーの人たちが取り組んでいる仕事のプレゼンを聞くことができます。・・・・来週は、州の建築検査士、施工チーム、僕たちデザインチームでボーリング大会をしに行きます。」

 

仕事も余暇も楽しんでいる梶君、体に気を付けて、Enjoy!    興味ある方は以下ぜひご覧ください。      

事務所リンク先 https://www.rntarchitects.com/     

JIA記事リンク先 https://www.neec.ac.jp/department/technology/architecture/news/2021/01/28/188/

( 井口・梶 記)

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