大田まちづくり学_第5回_建築学科3年/蒲田キャンパス
2019年11月14日 大田まちづくり学_第5回_建築学科3年/蒲田キャンパス
本日11月13日、第5回大田まちづくり学があり、横浜国立大学大学院 野原 卓先生にご講演いただきました。大田区のまちの資産と建築デザインのテーマで、大田区で取り組まれている新しいまちづくりとして、大田区の特徴であるモノづくり×観光×まちづくりを組み合わせた「クリエイティヴタウンの創出プロジェクト」をご紹介いただきました。そこには様々なアイデアがありました。その中で特にユニークであったのが、クリエイティヴな人たちの活動の場に転用可能な「工場町家」の産業建築群、工場が集まるまちの情報発信やワークショップの場となっている工場をリノベーションしてつくった「くりらぼ多摩川」、新しい世代が関わる新しいものづくりの活動として鉄道高架下にものづくり拠点施設をつくりだした「KOCA」など、大田区のルーツを活かした大田区らしい活動と建築でした。また質疑応答で学生より「まちのサーベイの勘所は?」と質疑があり「工場町家を例に何か興味を引くものを一つ見つけたら、それを詳しく分析して、他に同様のものがないか、まちを広く調べていくとよい」とアドバイスをいただきました。
資源を活かすまちづくりの最先端の情報に触れ、学生のみなさんも多くの刺激とヒントをもらったことと思います。
野原先生、お忙しい中ご講演いただき、誠にありがとうございました!
(hira)
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