建築 専門学校 (建築設計科)

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海外デザイン研修〜バルセロナ自由見学

2014年08月30日 海外デザイン研修〜バルセロナ自由見学

本日はバルセロナ最終日の日、各自が計画を立ててグループで行動する自由見学です。
学生たちは事前学習により、あと見ておきたい建築の場所を調べ、地下鉄やタクシーを使って街に出かけていきました。


カタルーニャ美術館内観
カタルーニャ美術館階段
例えば、モンジュイックの丘の上にあるカタロニア美術館。1992年のバルセロナオリンピックの際に行なわれた都市開発のうちのひとつとして、この美術館の改修が実現しました。展示空間やアプローチにどのように光を入れるか工夫されているのを感じます。
カタルーニャ美術館カフェ外
カタルーニャ美術館カフェ内部
これを手がけたデザイナーは女性建築家ガエ・アウレンティです。例えば奥の大ドーム空間にあるカフェは階段状のガラス天井から、柔らかい光が射してくる気持ちのよい空間です。パリの駅舎を改修したオルセー美術館も、ガエ・アウレンティのデザインによるものです。

ミロ美術館外観ミロ美術館内観
さて、このカタロニア美術館の裏手を10分ほど歩いて行くと 、バルセロナ出身の建築家、ホセ・ルイ・セルト設計のジョアン・ミロ財団(美術館)があります。屋上に半円形の突起物がいくつも見えます。これは展示空間へのハイサイドライトとなっています。まさに光の箱の実例です。セルトはル・コルビュジエの弟子。上部に光の廊下(ここでは屋上)を組み込む手法は、東京は上野にあるル・コルビュジエ設計の国立西洋美術館2階に見る事もできます。でもこちらの方が太陽の光が強いので、日本より効果的ですね。

バルセロナパビリオン外観バルセロナパビリオン内観
また、先ほどのカタロニア美術館からの広大な階段を下りて来て途中左手に建つ低層の建物は、建築を志す人たちのメッカともいえるバルセロナ・パビリオンです。
設計はドイツが生んだ近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエ。水平な床と屋根、細い柱と平らな壁、そして透明なガラスだけで構成された空間。1929年のバルセロナ博覧会でミースがドイツ・パビリオンとして設計したもので、スペイン国王夫妻のためにミースがデザインしたバルセロナチェアとともに、大変貴重な空間です。伸びやかな水平性の空間を、面構成だけで見せた最初の例だと思います。

オマケでもう一つご紹介します。

コロニアグエル外観
コロニアグエル内観
今回のツアーではバルセロナ中心部からやや遠いので組み込んでいなかったガウディのコロニア・グエルに行った、と報告してくれた学生もいました。バルセロナはタクシーが比較的安いので、何人かで行ってみるのもオススメです。


パリ上空さて今夜は、バルセロナからパリへ飛行機で移動しました。
一時間ほど飛行機が遅れましたが、夜9時過ぎにパリのホテルに到着。
明日からはパリの建築見学が続きます。

【MORI】

海外デザイン研修(選択科目、隔年開催)は希望者が参加します。

n-38119754 at 13:48 | この記事のURL | |