「積雪荷重」
2014年02月23日 「積雪荷重」
建築物は人々を守るシェルターの役目を果たしています。雪においてもしかりであって、建築法規においては雪の重みに耐えられるように地域ごとの積雪量によって見込まなければならない雪の重さ（積雪荷重）が決められています。山梨県甲府市ではこれまで観測史上最大の積雪量で49ｃｍであったこともあり少ないところで50ｃｍ、多いところでは65ｃｍの垂直積雪量の基準が定められていました。今月14日の大雪で1ｍを超える積雪を記録し、最大での雪の深さは114ｃｍとなり、これまでの2倍を大きく上回り、今後基準の見直しも含めて検討されていくことも考えらます。このように自然と密接にかかわりながら人々を守る大切な役割を建築の仕事は担っているのです。（担当：松村）
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