建築 専門学校 (建築設計科)

テクノロジーで社会を豊かにする。



蒲田 八王子 建築士・デザイナーを目指す人のための資格・就職・学生作品ブログ 建築設計科blog

オープンキャンパス・体験入学

今日は何の日 #27

2008年05月26日 今日は何の日 #27

22e1963a.jpg

今日、5月26日は東名高速道路全通記念日です。1969年(昭和44年)の5月26日、最後まで工事が行われていた大井松田と御殿場間が開通して、全長346kmの東名高速道路が全通しました。ところで、高速道路の制限速度はどのようにして決められているのでしょう? 道路には「設計速度」といって、自動車が安全に走行出来る速度が決められています。設計速度は、曲線半径(カーブのきつさ)、勾配(登り・下り)、曲線部での片勾配(カーブの外側が高くなる)、車線の幅、路肩の幅などを総合的に判断して決められています。(担当:長島)

設計速度を決める要素のうち、あまり知られていないのが、車線の幅ではないでしょうか。東名高速が計画された頃、日本には高速道路の技術的な基準がなく、アメリカで使用されていた12フィートを参考にして3.6mと決められました。その後、道路構造令の全面改訂が行われ、車線など道路を構成する要素の幅は25cm単位とすることになり、それ以降に建設された高速道路の車線幅は3.5mになっています。また、120km/hで計画されている第二東名では、車線幅は3.75mになります。

n-38119754 at 9:0 | この記事のURL | |