紙のログハウス
2006年08月16日 紙のログハウス
ものづくり工房(八王子キャンパス)内でペーパーログハウスを組み立てているようすです。これは、世界的に有名な建築家の坂茂(ばんしげる)さんが、NHK課外授業「ようこそ先輩」の収録で、母校である吉祥寺の成蹊小学校に建てたものを譲り受けたものです。主要な構造材は「紙管」で、トイレットペーパーの芯のようなもの。1995年の阪神大震災の後、神戸の人々のために仮設住宅や集会場を「紙管」で建てました。坂さんは紙だけでなく、竹、木材、その他の素材を使った仕事もしています。実は、このものづくり工房でも、「アルミ」を構造材とした住宅の建設がはじまっています。これからの夏のオープンキャンパス+体験入学ではちょうど「建方」が見ることができそうです。(担当:上田)
「建方」(たてかた)とは、建築現場において柱やはりなどの構造部材を組み立てることをいいます。
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